両親が、弟の下の子の誕生日ということで、弟の家に行った。私は行かない。私は私で、弟の家に行きずらい事情がある。結構複雑な家庭である。父親の誕生日もここらへんか。弟の結婚記念日もここらへんか。なぜか3月10日の東京大空襲の日の前後に、記念日があるわがやである。


床屋に行く。あまり短くしてもらえない。かばんのなかの財布を盗られないか心配。自転車でそこらへんを走りまわる。


体調がわるい。食欲がない。はやめに寝る。なぜか夜中起きて、NHKスペシャルチャウシェスク政権の崩壊・市民が撮ったルーマニア革命」などという番組をみたりする。1990年制作のドキメンタリー。まあ、NHKのドキュメンタリーは「芝居」、「ドラマ」としてみるのがよいのでは。ただ、共産党がいらなくなったので、切り捨てただけなのだが、そこに生きている人々は、必死だ。すくなくともそうみえる。おそらくこの撮影をした人は、共産党が崩壊することも、チャウシェスクが処刑されることも、事前に知っていたであろう。その撮影したものが、全世界に放送されることも。その撮影した人の一人は、現在米国で環境保護運動をやっているらしい。ああ、そうか。そういうことか。チャウシェスクは処刑されたが、ゴルバチョフはまだ生きている。この差はどこからくるのか。なぜ今放送されるかというのにも、「政治的な意図」があるような気もする。