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お盆休みは終わったのだが、なぜか、東京藝術大学大学美術館に「ルーヴル美術館展」 http://www.ntv.co.jp/louvre/ をみにいく。あしをひきずりながら、金を払ってまで見に行く価値があるか、疑問ではあったが、どうしてどうして、たいへん勉強になった。細部にこだわるとか、他の文明からの影響とか。書いていったら、きりがないが。ビーナス像の3D映像をみたのだが、それが一番印象的か。あれは、いったいどういうしくみになっているのか。プラトンとソクラテスの肖像もあったが。
美術館に入る前に、かなり待たされたし、入っても、座るところもないし、あしが悪い私にとってはつらい。帰り雨にぬれるし。池袋で食事をする。店をみてあるく。コンビニで600円の傘を買う。
電車の網棚に合った、日本経済新聞を拾って読む。加藤寛の「回顧・日本経済㊦ 経済政策」。ここには、いろいろな問題があるが、今一番重要と思えるのは、「民主主義下では、支出削減が難しい」ということか。どういうことか。では、どうすればいいのか。「小泉の改革」の元ねたは、J・ブキャナンとG・タロックの2人による、「公共選択の理論」という論文らしいが、読んでいないので、なんともいえない。ブキャナンは、86年にノーベル経済学賞を受賞しているらしい。注目が必要な人物かも。ついでに書くと、「橋本行革」こそ、今日の素地らしい。
- 作者: ジェームズ M.ブキャナン,G.タロック,宇田川璋仁,米原淳七郎,田中清和,黒川和美
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 1979/12
- メディア: 単行本
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