シティボーイズミックス「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」をみにいった。





正直、いまさらここらへんのものをみてもねえ。でも、これではっきりしたのは、「この人達にはもはや新しいことなど出来ないだろう」ということだ。いまさらだけど。本当にいまさらだけど。日米安保と経済成長の中、偽善的なきれいごとを言っていればすむという時代ではないからねえ。まあ、しょうがないと言えばしょうがないが。戦後の構造の問題だから。個人の問題ではないからね。もちろん、今回の舞台も、「商品」としての一定の品質を保っていると思うが、私には関心がない。正直、これを面白がる人がうらやましい。しかし本当の問題は、「戦後」というものが崩壊した後でどのような「作品」をつくるか。であるが。