寒い。手がかじかむ。物置から、小さな電気ヒーターをだす。熱線のあたるところだけ暖かい。



スーパーで「週刊文春」を立ち読みする。あの母親に毒を飲ませた少女の日記が載っている。面白い。おそらく、ここ何ヶ月の間に読んだ文章の中で、一番面白いのではないか。「文章書き」は、嫉妬するべきだ。これのまねをする人が、最低でも一人はいるだろうが、まあ、どう書くかたのしみ。石田衣良という人が、「この事件は性欲の表現である」とか書いていた。こういう分析は、否定すべきである。こういう「分析」は、この「事件」以上に、「社会」にとって有害である。


日本郵政株式会社」の初代社長に、三井住友銀行西川善文という人が決まったらしい。2007年10月からだけど。いろんな人がいろんなことを言うだろうが、ひとつだけ言えば、これを決めたのは、竹中平蔵総務・民営化相だということだ。正確に言えば、現日本郵政公社総裁を社長にしないということをきめたのが竹中。これはどういうことか。


今日は友人の誕生日なので、お祝いの電話をかけたが、いなかった。なにをやっているのか。11月11日は、競輪選手にとっては非常に縁起のいい日にちだ。友人は競輪選手じゃないけど。カバラでは11は特別な意味をもつ。


硬い話題が続く。テレビの話とか音楽の話とかも書きたいとも思うのだが、なにについて書いても結局、同じになってしまうような気もする。